アルコールがダイエットに与える影響とは?メリットとデメリットを両方解説

アルコール摂取がダイエットに及ぼす影響についてメリットとデメリットを解説
コラム

お酒、アルコールってダイエット中は禁止なの?

そもそもカロリーあるの?

筋トレ後にお酒飲んだら身体に悪い?

ビールはダメだけど、ウイスキーならダイエット中でも飲める?

蒸留酒は太らない?

お酒とダイエットに関する話はつきませんね!

本記事では、アルコールとダイエットについて、お酒を飲むことによるメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

お酒のカロリーについて

そもそもアルコールってカロリーあるの?

意外と忘れがちなことですが、しっかりカロリーはあります!

アルコールには1グラムあたり7キロカロリーのエネルギーが含まれます。

ビールのレギュラー缶(350ml)1本には14グラム程度のアルコールが含まれます。
これだけですと7.1×14=99.4キロカロリーになりますが(実際は銘柄によって異なります)、1本あたり140~180キロカロリー程度になるようです。

厚生労働省:アルコールのエネルギー

1gあたり7kcalといったものの、アルコールは代謝の段階で全ては身体に蓄えられず、実際には1gあたり5kcal程度とも言われてます。
しかし、お酒は他の料理と一緒に楽しむものでもあります。

したがって、ダイエット中にアルコールを摂取する場合は、適量を守り、食事とのバランスを考えた上で摂取することが重要です。
また、太りにくいお酒というものはありませんが、低カロリーなお酒を選ぶことや、ノンアルコールの飲み物を選ぶことも選択肢の1つとなります。

お酒のメリットについて

お酒=ダイエットには悪

と基本的には認識されていますが、一定の場合、良い場合もあります!
*適正量が前提です。

リラックス効果

アルコールを摂取することで、リラックス効果があるため、ストレス解消に役立つことがあります。

ストレスは、体重増加の原因になることがあるため、ストレスを軽減することでダイエットにつながる可能性があります。

脂肪燃焼

アルコールには、脂肪の酸化を促進する効果があるとされています。
これにより、アルコールを摂取することで脂肪が燃焼しやすくなり、ダイエット効果が期待できるという報告があります。

お酒のデメリットについて

先にメリットについて紹介しましたが、基本的にはデメリットの方が多いのが現実です…!

肝臓負荷

アルコールは、肝臓に負担をかけるため、過剰に摂取すると肝臓機能障害を引き起こすことがあります。
肝臓が正常に機能しなくなると、脂肪が蓄積されやすくなり、肥満や糖尿病などのリスクが高まる可能性があります。

食欲増進

アルコールには、食欲増進の効果があります。
そのため、アルコールを摂取すると、ついつい食べ過ぎてしまい、体重増加の原因となることがあります。

脱水症状

アルコールは、脱水症状を引き起こすため、過剰に摂取すると脱水症状が起こりやすくなります。
脱水症状が起こると、代謝が低下して、ダイエット効果が低下する可能性があります。

アルコールの分解を助ける栄養素とは

つい飲み過ぎちゃった…!

そんな時に助けになる、【アルコール分解を助ける栄養】について紹介します。

アルコール分解を助ける栄養素には、ビタミンB群特定のアミノ酸が含まれます。

ビタミンB群

ビタミンB群には、特にビタミンB1(チアミン)、ビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンB6(ピリドキシン)、ビタミンB12(シアノコバラミン)がアルコール分解に重要な役割を果たします。

これらのビタミンは、アルコールをエネルギーに変換する際に必要な酵素の製造を促進します。
ビタミンB1は豚肉、豆類、イモ類、ナッツ類などに、ビタミンB2は乳製品、レバー、アーモンドなどに、ビタミンB6は鶏肉、豆類、ナッツ類などに、ビタミンB12は肉類、魚介類、乳製品などに多く含まれています。

アミノ酸

また、アミノ酸の一種であるシステインもアルコール分解に関与しています。
システインは、肉類、卵、乳製品、大豆製品、ひまわりの種、玄米などに含まれています。

ただし、これらの栄養素を多く含む食品を摂取したからといって、過剰にアルコールを飲んでもよいというわけではありません。アルコールの摂取量は適度に抑え、栄養バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。

Ryo

東京でパーソナルジムを4年経営するRyoです! ジムオーナーが忖度なくパーソナルジムのリアルな情報を提供します。 月間100件以上のセッションを任せていただ...

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